「bit Dungeon II」気楽に“1周は”楽しめるARPG。

bit Dungeon II

今回ご紹介する「bit Dungeon II」は、安価かつ気楽にハックアンドスラッシュ的に楽しめる、2DのARPGです。

ローグライク(というかローグライト)的なデザインをベースに、様々なゲームのいいとこ取りをしたような感じに仕上がっており、2~3時間程度で1周クリア可能な短編となっています。

1週は割と気楽にやれてそこそこ楽しかったものの、さなかでも変化に乏しく、2周目以降を遊ぼうという気にはさせてくれませんでした。 まぁ、金額分はしっかり遊べましたが。

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: ローグライト+ソウルライク+Diabloライク?

とりあえずトレーラーを(投稿者は第三者と思われます)。

2D時代のゼルダの伝説っぽい画面とマップ遷移(と画一的な謎解き)とを表層とするならば、中身はローグライトと言えるでしょう。

ローグライト……つまりローグライクの近類種ということで、本作にはパーマデスが存在しています。 パーマデスとは、死亡してしまうと装備品や成長が初期化されて最初からやり直し……というアレです。

そこにもう一味加えて、ソウルライクな……ソウル体とでも言うべき状態を加えたことで、若干の難易度の緩和を意図しているものと思われます。 本作では一度死亡するとその場に装備と“ソウル”を落とし、最後に休憩した“焚き火”で復活。 死なずに死亡地点でそれらを回収できればよし、失敗すれば全てを失う……というような感じです。

本作の“ソウル”はソウルシリーズにおける通貨兼経験値とは同一ではなく、残機(エクストラライフ)みたいなものです。 これがあることで、一度死んだらやり直し直行にはならず、リカバリーの機会が与えられているのです。

また、道中で得られる装備品はある程度ランダムで性能が変化する、Diabloライクというか、ランダムエンチャントシステムも搭載。

装備その1装備その2
装備その1

装備は緑・青・黄・紫・赤といった色があり、黄以上が希少価値が高く高性能な傾向にあります。 黄以上の強弱関係は精査していないのでカンです、悪しからず。

装備その2

こちらはいい感じの装備。 Life Stealがついている上、(多分)STRとDEXによる威力補正がある気がします。

敵を倒してモリモリとレベルを上げて、道中で拾ったりブラックコインで買ったりして得た装備を更新しながら、各ダンジョンのボスを討伐し、なんだかよくわからないままにラスボスの撃破を目指します。

前述のパーマデスの説明から「難しいのではないか」と感じるかもしれませんが、基本的には装備とレベルでゴリ押し可能な印象です。

こちらが取れるアクションもそれほど多くない(攻撃も通常攻撃とチャージ攻撃くらいなもの)ですし、Life StealやRegenなどが付いた装備があれば、そう簡単にはやられることはないでしょう。 逆に言えば、装備はちゃんと取捨選択する必要がありますが。

ほとんど明示的なストーリーはなく、目的地ガイドもないため、シンプルに「全ダンジョンを探し出し、踏破する」のが目的と思ったほうが気楽です。 クリアしたものの、なぜ・なんのために自分が敵と戦っているのかはよくわかりませんでした……が、それでも十分楽しめたので、特にストーリーは重要ではないと言えましょう。

: なにはともあれ、気楽にハクスラ・トレハンできている感は楽しい。

敵を倒せばレベルが上昇して強くなり、時にはすごく強そうな装備をドロップするかもしれない……RPG系のゲームにおいて、楽しさの大部分を占めそうな要素と言えると思います。

本作はほぼほぼこの点に特化しており、レベルは比較的上がりやすく、良さげなドロップ品にも時折出会えるようになっています。 戦闘自体は薄味ですが、強くなっていく感覚はほどほどに感じられ、場合によってはボスを労せず瞬殺!……なんてことも可能です。

他方、あまりにも装備を適当に選んだ場合は難易度が上がるかとは思いますが、それでもすぐに適正な装備が手に入るチャンスは用意されていますので、軌道修正も容易。 比較的難易度の低い部類のゲームかなと思います。

よって、戦闘において緊張感を求めたり、強敵の打倒感が欲しい人には歯ごたえがなく退屈に感じられるでしょうが、適当に快感部分だけを短時間で味わいたい人にはイイ感じだと思います。

: リプレイ性は薄い。 2周目以降の変化に乏しいような。

2周目をフルで遊んだわけではないので断言はしかねますが、リプレイ性はあまりないように思われます。

1周目で最後のボスを倒すと2周目へ突入することができますが、変化といえば敵の強化とドロップ品の適正レベル帯引き上げくらいな感じ。 追加ボスや追加ダンジョンは、ちょっとプレイした範囲では確認できず。

私の確認範囲外で何かしらの追加要素がアンロックされていないのであれば、1周目とほとんど何も変わらないプレイをするだけであり、感覚としては最初からプレイするのと大差ないような……。

まぁ、400円くらいのゲームなので仕方ないのでしょうし、一方で、人によっては400円ポッキリでどこまでも強くなる敵と自分を戦わせ続けられる……とも言えるでしょう。

: すぐ遊んで、すぐクリアして、すぐ満足できる……かも。

全体としてあらゆる要素に対してヒントがない(手探りで確かめる必要性が少なからずある)ですし、代わり映えのしないダンジョン攻略や最終盤の冗長さなどが少々難ありですが、基本的には楽しめる作品かなと思います。

前述の通り決して高難易度がウリのゲームとは感じられず、自キャラの強化と、それによる敵の瞬殺をまったり楽しむタイプだと思われ、比較的コンパクトなボリュームもあってサクッとプレイしてサクッとクリアしてサクッと満足感を得るのにはいいかと。

なお、マルチプレイに対応した続編「bit Dungeon+」は表層こそ同じような印象を受けるものの、中身は別物でプレイフィールも異なったものになっています。 シンプルに楽しい本作と比べると、複雑化にクオリティーが追いついていない印象でイマイチです。 こちらはオススメしません。

投稿者プロフィール

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
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