「お姉チャンバラZ2 ~カオス~」アクションは良好、それ以外は平均以下。

お姉チャンバラZ2 カオス

1周すればいいかな……っていうタイトル。 1周すらツラかったけど。

セクシーな女性キャラが、群がるゾンビをバッサバッサと切り捨て、ボッコボコに殴る蹴るなどの暴行を加える爽快ACT「お姉チャンバラZ2 ~カオス~」をクリアしたんで感想など。

アクション部分は進化し動かす心地よさは増したものの、それ以外が前作と変わり映えしなく、悪いところも引き継いじゃっている印象です。 新規性は薄いかなと。

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: 若干の追加要素を加えたマイナーチェンジ版のような作品。

まずはプレイ動画など。

本作は前作をベースに新アクションやシステムを追加したマイナーチェンジ・マイナーアップデート版と言って差し支えない内容のゲームであり、ステージやボス敵など、半分くらいかそれ以上に使いまわしが目立ちます。

ゲーム性としてはスタイリッシュACT……ないし、ハックアンドスラッシュ型ACTの類型で、大量のゾンビをたたっ斬る爽快感を楽しむような感じ。

今作では特に、敵に急接近して追撃する「チェイス」の搭載により、同開発の作品である「閃乱カグラ」や「ヴァルキリードライヴ」に寄ったACTに変化。 どこか退屈で飽きやすかった前作に比べ、プレイの心地よさはアップしています。

ただ……それとは別に、どこまでも既視感もつきまとい、前作プレイヤーとしては早々に飽きてきてしまう側面も……。

: スピーディーでグイグイ動いてくれる操作感は非常にイイ!

前述の通り、本作では敵に急接近して追撃を繰り出せる「チェイス」が追加されたわけなんですが、これがいい感じです。 同開発の「閃乱カグラ」における飛翔乱舞に類するものですね。

具体的に書くと、かなり追尾が強力な上、自分と敵との間にそれなりの距離があってもお構いなしに高速接近できる性能なので、コンボを切らさない&わざわざ歩いて近づかなくていい……という理由からも、ついつい使いたくなるシステムです。

浮かし効果もあったりしますし、割と多くのザコ敵が空中では無力化されるので、かなり一方的にフルボッコにできるシステムでもあります。

その他、(私はあまり使いこなせませんでしたが)ジャストアタック的なシステムも、連打ゲーになりがちな本作において変化を出せますね。

割とタイミングが掴みにくいのが難点ですが、成功させると威力アップや攻撃スピードの上昇などの恩恵があり、少ない手数で敵を葬れます。 腕に自信がある人は、より短時間にスマートに勝利を得られるわけです。

そんなわけで、プレイヤーキャラの操作周りはかなり出来がいいと思います。

: アクション以外がお粗末で、新規性にも乏しい。

アクションゲームにおいては、まずアクションをしていて楽しいかが重要だとは思います。 思うんですが、本作に関してはアクション以外がイマイチイマサン過ぎて足を引っ張りまくっています。

まずステージや敵。 前作経験者としては既視感が強い……っていうか、使い回しばっかじゃないですか!

あー前にここ来たわーボスと戦った記憶あるわーそうそうこういうボスだったわー。

ステージだけじゃなくてボスも使いまわしですか!?(;´Д`)

一応、ザコ含めボス敵には新規モーションがいくつか追加はされているんですが、とはいっても、同じ敵じゃないですか。 無論、予想外のモノもないではないんですけども……。

例えばですけれども、某国民的RPGのスライム。 ああいうのとかはシリーズ通してマスコットみたいな感じで、新作で出てくると「そうそう、やっぱりコイツだよね~」みたいな安心感とか親しみも出ようものです。

ですが、本作にはそんな可愛らしい・親しみの持てそうな敵はいません。 出て来るのといったら、ゾンビやらなんだかよくわからんデカブツやらなんやら……。

「ワオ! ここであのゾンビが出てくるなんて! ヒャッホーゥ!」だなんて喜ぶ人はいないと思うんですけど。

なので、いくらアクションが進化し、最大で4人(自分+NPC3人)で暴れまわれたりして楽しそうな要素が追加されようとも、対する相手が新鮮味の薄い、愛着の持ちようのない敵では新規性は薄らいでしまいます。

また、品質の低さ(バグ)も前作譲りか、もしくはパワーアップしているかなと。

遠方の敵

前作でもあった「進入不可エリアに敵が沸く」のはしっかりと継承されています。

本作でもある地点に侵入するとエリアが封鎖され、出現した敵を全滅させないと先へ進めないシーンがいくつもあるんですがね。

その、倒すべき敵が! 手の届かぬところに! 出現する! ……んですよ、困ったことに。

一応遠距離攻撃手段はあるっちゃありますが、基本的に遠距離戦は想定していないゲームなんで敵に届かなかったりすると……リトライするしかありません。 ヒドい。

かと思えば、敵が残ってるのに閉鎖が解除されることもあり、さっぱりわけがわかりません。 なお、発生頻度は決して低くはありません。 クリアまでで数回は経験しました。

また、こんなのも。

地面突き抜けて落ちます。 こちらは2度経験しました。

で、疑わしいのが、突き抜けたら永久落下ではなく、マップに復帰するという仕様。 もしかして、既知のバグを修正しない代わりに復帰する仕様を組み込んだのでは? と勘ぐってしまいます。

他にも会話デモを自分のペースでテキスト・ボイススキップできないとか、

会話デモ

完全に音声が再生しきってからでないとテキスト送りができません。 シーンスキップはありますが、会話を全部スキップすることになります。 まぁ、ぶっちゃけストーリーなんてあってないようなもんですが。

一定条件下で発動するパワーアップモード時の姿が致命的なほどダサいとか、

ダサい

4人の操作キャラ全員に漏れなくダサい・ヒドい変身後の姿が用意されています。 そこに、マシなものなど存在しません。

クリアランクによる報酬額の差がありすぎるとか……枚挙にいとまがない感じです。

ブロンズ

最低ランクのブロンズだとイエローオーブ(アイテム購入や技の習得に使う通貨)はたったの100。 回復アイテムすら満足に買えません。

シルバー

次のランクのシルバーでは一気に3000に!? ゴールドだと5000だったかそのくらいです。 なんでこんなに極端なんですか。

他にも色々言いたいことはあるんですが、ここらにしておきます。 まとめると「アクション部分以外がヒドい」ってことです。 あ、前作で下品だった曲調は少し大人しくなり、幾分マシにはなりましたかね。

: フルプライス? ははっ、ご冗談を。

再三にはなりますが、アクション部分はかなりいいです。 本作のダメな部分でイラついて培われた鬱憤を、そこらのゾンビに叩き込むのは、頭を空っぽにして楽しめるのは事実です。

ただ、そうはいっても前作と代わり映えしないステージや大半の敵だとか、調整もなっていなさそうなゲームプレイなど、マイナス面のオンパレードでよくフルプライスで出せたなと……。

ゲームプレイ部分のコンテンツ量の乏しさからもアペンド(拡張)版レベルの内容なので、2980円くらいが適正価格じゃないかなと。 シリーズファンなら+500~+1000円くらいで。

まぁ、前作プレイ済みならやらなくていい内容です。 お姉チャンバラがやりたくてやりたくてしょうがないような禁断症状に苛まれているのでもない限りは。

叫び

咲さんが心境を代弁してくれました。

逆に未経験者なら、そこそこ楽しめる可能性は秘めています。 その場合はアクション以外……そう、キャラの魅力やエロスにも期待なさらずに。 さもないと……。

叫び

汎用性高し。

ってなるかもしれませんヨ?

お姉チャンバラZ2 ~カオス~(PS4) | 公式PlayStation®Store 日本

投稿者プロフィール

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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