「Fallout Shelter」ついつい起動して遊んでしまう、謎の中毒性。

Fallout Shelter

Fallout 4のスピンオフ的作品「Fallout Shelter」。 これまでもPCやiOS/Android向けには配信されていたものの、日本語訳がついていない状態でした。

それがこのたび、PS4にて日本語訳された状態で配信されたのでプレイ。 すぐに飽きてやめてしまう可能性もあったのですが、意外や意外、ついつい遊んでしまう中毒性がありましたよ。

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: 自分だけのVaultを運営し、居住者に幸せな核後生活を。

とりあえず、英語版トレーラーを。

本作ではプレイヤーはVault出身者やワンダラー(放浪者)ではなく、Vaultの監督官として、各々与えられたVaultを運営していくことになります。 Vault運営シミュレーション、といったところでしょうか。

ゲーム本編では非人道的な実験場となっていることが多い……というかそればっかりなVault。 本作では(多分)そういった実験はなく、居住者の幸福を追求し、長らく繁栄させていく至極まっとうな管理が求められます。

各施設に居住者を配置して資源を確保したり、時には外へ積極的に送り出して外界で得られる物資を集めたりして……時にはそうして集めた物資を求めて襲い来るレイダーたちを迎撃しなくてはならないときもあるでしょう。

そうしてアレコレしつつ、自分の理想的なVaultを作っていく……のが、メインのプレイとなります。

: なかなか軌道に乗せるのがシビアな物資バランス。

ゲームを起動してまず最初にするのは、VaultのID(番号)を決めること。

Vault666

素敵な数字をチョイスしましょう。 あくまでも識別するためだけの数字であり、選んだ数字による優劣はありません。

好きな数字を選ぶと、そのVaultの監督官としてプレイヤーが派遣され……チュートリアルを挟みつつ、いよいよVault運営がスタートします。

とはいえ、ここは核後世界。 水を浄化して飲水にする施設が必要でしょうし、食事だってしなくちゃ生きていけません。 もちろん、Vaultの施設を稼働させるのに必要な電力も必須です。

そういうわけで、この電力・食料・水の3つのリソース(資源)の生成・供給を絶やさないことが、当面の目的となります。

プレイ画面

我がVault666の様子。 食料と水は余剰が出るほどな一方で、電力はカッツカツ……。

各施設にはレベルが3段階あり、更に横に3つまで並べることで規模の拡張もでき……レベルが上がるほど・規模が大きくなるほど、生成されるリソースが多くなります。

そして、適切な人員を配置することで、生成間隔の短縮もされます。 本編と同じく居住者はS.P.E.C.I.A.L.のステータスが存在し、例えば食料を生成する施設ではA(Agility)が必要、発電施設はS(Strength)を要求される……といった具合に適材適所の要素があるわけです。

であるならば、どんどん施設のレベルアップや拡大をし、人員を確保していけばいくほどVaultは潤い、素晴らしい生活になっていくはずです。

人員確保

人員の確保はラジオ放送という手段がありますが、ある程度Vaultを発展させないと利用できない上に確実ではないので、妊娠・出産が安定した手段となります。 有能な人物同士くっつけましょう!

……ところが、Vaultの運営はそう簡単ではないのです。

なぜなら施設の規模拡大はそれだけ電力を必要としますし、電力を多く生成しようとすれば人員が相当数必要となるわけですが……。

本作はVaultの規模が大きくなるほど、人口が増えるほど、アクシデントが凶悪になっていくという特徴があるんです。

アクシデントは最初のうちは火災くらいなものです。

火災

火災は自然発生のほか、一部コマンドの失敗時などにも発生。 もたもたすると延焼したりするので、軽視してはいけません。

しかし、Vaultが発展・繁栄する……つまり物資が潤沢になっていくと、それはつまりレイダーどもにとって“襲撃しがいのある”場所ということになります。

レイダー襲撃

時折、こうしてレイダーなどが襲撃してくることがあります。 こうなると生産・建設はストップしてしまい、撃退するまで警戒状態になります。 おまけに、物資を奪われることも……。

レイダー撃退

無事撃退できれば多少のキャップ(お金)や装備が手に入ることも。 とはいえ、甘く見ていると居住者に死者が出ることもあるので、しっかりと装備を整えておくべきでしょう。

襲撃中は生産活動がストップしてしまったり、居住者の死亡リスク(死亡してもキャップで蘇生できますが、結構手痛い出費になります)もあるので、迅速かつ適切な対応が必要になるわけですが……この襲撃者はなにもレイダーには限りません。

モールラットやラッドローチのほか、更にVaultが発展していけばフェラル・グールやラッドスコルピオン、そしてデスクロー……なんかも襲ってくるようになり、被害も比例してどんどん甚大なものになっていくのです。

なので、考えなしに規模を拡大し人員を増やしていると、襲撃に対応しきれなくなってしまい、運営が立ちいかないような状況にもなりかねないのです。 とりあえずデカくすればいいわけではない……というのが、甘すぎない感じでイイと思います。

加えて、電力が他のリソースに比べて供給不足になりがちな印象で、常に電力の確保に頭を悩まされている感じです。 早々に安定してしまうことがないので、割と長期に渡って試行錯誤や能動的な管理が必要になるのも○。 何もしなくてよくなってしまうと、飽きちゃいますから。

そんな塩梅ですので、都度都度最適解を追求し続けられることもあってか、中毒性があり、比較的長く遊べるかなぁと。

: 少なくともPS4版では襲撃の対応がしにくい面も。

ところでこの襲撃要素なんですが、緊張感があっていいスパイスではあると思います。 ……が、その頻度や仕様とあわせ、PS4版の操作性では対応がしにくいなぁと感じることも。

割と襲撃は間髪を入れず発生するときもありますし、ラッドスコルピオンやデスクローはただでさえ強力なのに、ひとつの施設あたりの滞在期間が短く、どんどん移動してしまうので……被害の拡大が尋常じゃないんですよね。

この辺は戦闘特価の居住者を適切に移動させることで対応するはずなのですが、いかんせん、その操作周りがよろしくない。

例えばマウス操作やタッチ操作ならば直感的かつスムーズに操作できるのでしょうが、PS4版では左スティックでカーソルの移動などをせねばならず、誤った選択を誘発するだけでなく、単純に操作スピードも前述の操作には劣ります。

そうしてもたもたしている間にどんどんラッドスコルピオンはあちこちに出没してはダメージを撒き散らし、デスクローは深層へ向かって居住者をなぎ倒しながら進んでいくのです……。

緊張感は確かにあります。 が、それ以上に、対応のしにくさと襲撃者の滞在時間の短さのコンボで相当うんざりする場面がちらほら。 短い滞在時間のうちにサクッと倒してしまえばいいものの、まぁ、そう簡単にいくわけもなく。

心情的には、もう少し各場所での滞在時間をのばしてほしかったところです。 それはそれで各部屋の居住者の死亡リスクは上がるわけなので、単純に簡単になるわけではないので……ストレス軽減しつつ難易度は保たれるのではないかなと。

: ウェイストランド探索も結構楽しいのです。

本編におけるVaultでは、Vault-Tecから監督官へ連絡が来るまでは居住者(被験者)のVault外への外出は認められていないことが常でした。

しかしプレイヤーの管理するVaultは別。 むしろ、Vaultの繁栄のため……そして襲撃者に備える意味でも積極的にウェイストランドへ居住者を送り出すことが望ましいです。

……というわけで、任意の居住者をVault外へ探索に送り出すことで、様々な物資などを回収させることができます。

探索

外の世界は危険がいっぱいですが、その分得るものも多いです。 有能な人材を選出し、よい装備とたくさんの医薬品を持たせて送り出しましょう!

一度送り出すと放置していても(ゲームを起動していない間でさえも!)勝手に探索してくれるので、こちらとしては手を煩わせることなく貴重な物資を集めてくれるわけです。 楽ちん!

……なのですが、まぁ、ウェイストランドはそう甘くはありません。 道中で敵に襲われて傷を追うこともありますし、放射能に汚染されることもあるでしょう。 そうして……医薬品が尽きた状態などで放っておくと、最終的には死亡してしまいます。 こうなると蘇生にはやはりそれなりの金額が必要となるため、負担が大きいです。

よって準備はもちろんのこと、時々ログの様子を確認してあげて、引き際を見極めるのも監督官として重要なお仕事となります。

なお、探索途中に怪しげな建物などを発見することがあり、内部の調査を許可してあげると……実際に指示を出して探索するパートに移行。

敵との遭遇

内部には有用な物資などだけでなく、レイダーやモールラットといった敵も存在。 被害を抑えつつ突破しましょう。

V.A.T.S.

ときおりV.A.T.S.的なものも使えたりします。 最大で5倍ダメージを与えられるので、どこで・どの敵に使うかを考えて利用しましょう。

輪をかけて危険も多いですが、その分、レアな物資(武器防具や素材)やたくさんのキャップが得られたりするので、隅々まで探索したくなります。 物資が重要なゲームなので、なおさらです。 キャップもいくらあっても困りませんし。

その他、こうした指示を出せる場所へはクエストを利用しても行くことが出来ます。

クエスト

クエストでは目的地へ向かう道中で得られるものはありませんが、任意に、確実にダンジョン攻略ができるメリットがあります。 報酬もいい傾向にあります。

クエストはゲーム開始直後からは受けられませんし、クエストごとに受注条件(○○の装備をする、居住者1人で挑む……など)があったりもしますが、達成したときの報酬が非常に良いものだったりするので、人員に余裕があればどんどん受けさせたいところ。

また、ダンジョン攻略中のイベントもユニークなものが多く、連続ストーリー仕立てになっているものもあるので、そうしたちょっとした楽しみにもなるかと。

クイズ

例えばこれはクイズに挑戦するというクエスト。

回答

正解すれば豪華(かもしれない)景品がもらえるかもしれませんし、戦闘も回避できますが、不正解だと……。

探索中ランダムで発見する場合とあわせると、結構いろんなパターンがあるようで、どんな(いい意味で)頭の悪そうなイベントが発生するのかな?と、個人的には毎回楽しみだったりします。

ある程度発展させると放置が常態化しがちなジャンルのなかにあって、能動的な遊びもいい具合に混ぜることによって、モチベーションをほどほどに維持してくれます。 この塩梅が個人的には気に入っています。

: 必須ではないが、あると便利……くらいな課金要素。

本作はF2P、つまりは基本プレイ無料のタイトルなわけですが、そうとなると気になるのが課金要素とその比重でしょう。

しかしご安心ください! Vault運営にあたっては、リアルマネーを投じる必要性は決して高くありません。

ランチボックス

ガチャ的・ルートボックス的なランチボックス。 装備、キャップ、資源……時々レアな居住者やペット、Mr.ハンディ(防衛と資源回収のお手伝いロボ)などが出ることも。

課金要素としては、いわゆるガチャ的に何かをゲットできる「ランチボックス」、各種時短に使える「ヌカ・コーラ・クアンタム」、そして何かと便利な「Mr.ハンディ」や「ペット」くらいなもの。 しかしどれもが普通にゲームプレイをして手に入るものであり、しかもそれほど入手頻度が低くはないんですよね。

例えばランチボックスは、目標(クエストとは別)を達成したりするともらえたりします。

目標

目標の中には達成が困難だったり、めんどくさいものもあったりしますが、その場合はパスも可能。 パスは1日1回まで無料で可能で、2回目以降はヌカ・コーラ・クアンタムが必要です。

ヌカ・コーラ・クアンタムはクエストで得られたりしますし、Mr.ハンディやペットは前述の通りランチボックスからも稀に出てきます。 良心的どころか、課金偏重なゲームとは真逆の割り切りっぷりです。

とはいえ……最初にスターターパックくらいは購入してもいいかな、とも思います。

スターターパック

有用なモノが確定で入っているのにこのお値段。 価格以上の価値はあります。

能力の高いレジェンダリー居住者、ヌカ・コーラ・クアンタムがいくつか、ペットやMr.ハンディ、そしてキャップ……が含まれており、とりあえず購入しておくと最序盤のVault運営が非常に楽になります。 なので特にこだわりがなければ、これだけ最初に買っておくのがいいのかなと。

ちなみに私はスターターパックを購入した上、PS Plus会員限定のパックももらいましたので、かなり潤沢な状態でスタートできました。 レジェンダリー居住者も結構いい感じのが出てきてくれましたし。

ハークネス

Fallout 3に登場したハークネスが……2人も!?

テンペニー

同じくFallout 3に登場したテンペニー氏も登場。 こき使ってやりますよ!

この後オータム大佐も普通のランチボックスから出てくれました。 個人的に、本作の配信直前にFallout 3をプレイし直していたので、なんだかタイムリーでした。 こうまで3のキャラに偏るとは思いませんでしたが……。

ともあれ、比較的頻繁にランチボックスやヌカ・コーラ・クアンタムが手に入りますし、ないならないでどうにでもなる感じ(課金要素抜きにしてゲーム内で十分完結できる)なので、むしろ気前よくスターターパックは購入できましたし、それ以後も特に課金の必要性も感じずにプレイしています。

まぁ、世界的にビッグなゲームメーカーだからこそできる采配と言いましょうか。 これを数多のソシャゲやF2Pタイトルに見習ってほしい!とはとても言えないくらいであります。

: 普段F2Pタイトルをほとんどやらないのに、ハマってます。

こうしたF2Pタイトルはハマるというより惰性で続けるケースのほうが多い気がするんですが、本作に関していえば「ハマっている」と言えそうな感じです。

Vault-Boyライクにアレンジされた居住者たちは可愛らしいし、レイダーは逆にカモだなと思う一方でデスクローは怖いし……Falloutの素材をうまく使いつつ、また別の魅力を引き出した、小粒ながらも良いスピンオフ作品と言えるでしょう。

まぁ、多少なりFalloutシリーズに触れていないと楽しさが多少減じると思いますが、逆に言えば、Falloutシリーズのどれかに親しんだ人であれば、わりあい楽しめるんではないかな、と思います。

PS4版に関して言えば操作周りがイマイチという部分もありますが、それを認めた上でも結構オススメなタイトルです。

Fallout Shelter | 公式PlayStation™Store 日本

投稿者プロフィール

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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