「ジョン・ウィック: チャプター2」物語のテンポ△、されどアクションは◎

ジョン・ウィック:チャプター2 イメージ

暑い中、アツくなれる映画を求めて「ジョン・ウィック」シリーズ最新作を見てきました。

相変わらずかっこよすぎるアクションシーンは最高でしたが、間延びした印象のストーリー展開が若干退屈ではあり、前作比だと少し満足度が落ちる印象ではありました。

しかし、それでもなお、アクション映画としてはとてもCOOLな出来です。

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: そう簡単には引退させんよ。

まずは予告編でもどうぞ。

本作は前作の正当な続編……というか、前作の結末から(恐らく)そう時間が経っていない状態からスタート。

やることをやって今度こそ暴力の世界から引退しようとしたジョンですが、彼の意向とは裏腹に、周りの方から暴力の世界が寄ってきちゃうわけで……。

今回も“大切なもの”を奪われてしまって、ブチ切れちゃうのは前作通り。 そして前作通り最高にカッコイイアクションと、ユニークな登場人物が華を添え、娯楽作品としてはゆうに平均以上の仕上がりになっています。

ただ、ストーリー展開のテンポは、ちょっと悪化しているような気も……。

: 間延びしてしまって、少しダレちゃうストーリー部分がネック。

先にマイナス部分を書いてしまうと、なんとなく今回は、ストーリー展開周りが足を引っ張っちゃってるかなぁという印象。

特に無駄な描写が多いというわけでもないんですが、アクションシーンをつなぐシーケンス……物語部分が、どうにも少し退屈だった印象は拭えません。

具体的にどうすればよさげだったかと言われると、答えに窮するのもまた事実なんですけれども、もう少しアクションのようにシュッとスマートな感じにシェイプアップしてくれていれば……とは思いますね。

また、今回も復讐心や敵への殺意の根源となる“動機”は必要十分です(亡き妻の思い出がどんどん奪われていく……)が、彼の気持ちはわかりつつも……前回に比べると少しだけ動機が弱い気がしないでもないですね。

この点は別にマイナスってほどじゃないんですけれども、あくまでも前作と比べると……というお話。 本作を見る人の大半は前作が好きだった人でしょうから、共感しつつも物足りなさを感じてしまうのではないかなと。

まぁ、そんなこんなではありますが、この欠点を補って余り余るほどアクションは今回も素晴らしいです!

: 今回もジョン(キアヌ)の一挙手一投足がかっこよすぎる。

前作の何が印象的で良かったかって、やっぱりアクションだと思うんです。 無駄がなく、非常に合理的な攻め手。 それらは、今回でも健在です。

予告編にもあるように、今回もジョンが並み居る敵軍団を、無駄のないスマートな動きでどんどん倒していきます。 もうね、これが病みつきなんですよ!

射撃はもちろんのこと、体術やらなんやら……だけでなく、目まぐるしく変わる状況に合わせて構えを切り替える動作だとか、リロードに至るまで、もうどれもがカッコイイ! なんだこれは!

それゆえに、ストーリーの具合が残念でならんのですが、ひとたびアクションが始まれば「待ってました!」ってなもんで、ジョンの痛快なアクションに釘付けです。

: ユニークなキャラが色々と出てきます。

さて、なんというか、ジョンの協力者はともかく敵対者って死んでしまうもんですから、前作から続投の悪役って出てないんですよね。

なので今回の敵も一新、おまけに舞台もイタリア方面ということで協力者も新登場のキャラクター満載なわけなんですが、これがまた面白いキャラクターがいっぱい!

味方には一件普通の仕立て屋さんかと思いきや、作業員(おばちゃん)がタダモノじゃないだとか、“武器ソムリエ”なるいい意味でわけのわからん職業の方が登場したりと笑わせてくれます。

敵(とのバトル)も印象的なシーンが結構多くて、事実上のライバルであるカシアンがいいスパイスになっていたり(ちょっとシュールなシーンもあったり)、見た目のインパクトが強すぎるSUMOな殺し屋がいたりとか、こちらも個性的な面々ばかり!

また、ルビー・ローズ演じるアレスというキャラクターもかっこよかったです。 登場人物のインパクトなどに関しては、前作を超えるものがあると思います。

: 見て損はなし。 過度の期待さえしなければ。

お話部分に関しては割とネガティヴな感じで書いてきましたが、実際、前作が好きならば多くの人が楽しめる内容・出来にはなっています。

ただ、前作と比肩もしくは凌駕するようなモノを今作に期待してしまうと……ってなところなので、期待値は上げすぎないようにしたほうがいいかもしれません。 そのほうがかえって、「言うほど悪くないじゃん!」となる可能性もありますからね。

とにかく第一にジョンの殺陣とでも言うべき洗練されたアクション、そして本作に華を添える多様で魅力的な登場人物たち……これらだけでも、十分に楽しめるものになっているかと思います。

そういうわけで、気になっている人はそのままGo!でいいと思います。

映画『ジョン・ウィック:チャプター2』オフィシャルサイト

投稿者プロフィール

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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