「Massive Cleavage vs Zombies: Awesome Edition」開始数秒でAlt+F4を押したくなる。

Massive Cleavage vs Zombies: Awesome Edition イメージPC
狂気のキャラクター、狂気の完成度。

一体どこがAwesomeだって言うんです?

恐らく、何らかのバンドルに含まれていたのでライブラリーに眠っていた本作。

トレーラーを見るだけでも低クオリティなのは明らかでしたが、実際にやってみると、それはもう、どこをとっても素晴らしいほどのクソゲー。

クソゲーハンターの皆さん、出番ですよ!

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概要: CRAZYな熟女が肉切り包丁でゾンビをぶっ殺すゲーム。

とりあえずトレーラーでも。

Massive Cleavage vs Zombies Awesome Edition – Official Trailer

トレーラーの頭にあるように、なんか冷蔵庫を開けるシーンから始まるんですが、いきなりゾンビがやってきたので、自衛のために肉切り包丁で撃退することに。

トドメに首を斬り飛ばすその時、彼女は全身を返り血で赤く染めながら、楽しげに笑っていた……。

というわけで(?)、よくわかりませんが……外に出たこの半裸熟女を操って、果敢にゾンビに立ち向かい、斬り殺していくゲームです。 逃げるんじゃないのかよ。

本作の特徴は、基本となる横スクロール(スクロールはしないが)のアクションと、見下ろし視点の全方位STG(基本は肉切り包丁での格闘戦だけど)とが、(低次元に)ミックスされた作風。

合間に(全く面白みのない)QTEが含まれる、コミックテイストのシーンを挟み、熟女の戦いを見届けることになるのです。 多分。

ですが。

もう既に結論は明らかですが、改めて申し上げます。

クソゲーです。

Bad: ノスタルジーすら感じる、全方位クソゲー。

本作のどこが問題か。 全て、でしょう。 本作のどこが低品質か。 全て、でしょう。

先に述べたとおり、本作は横スクロールというか2Dアクションのパート、見下ろし視点のSTGのようなパート、合間に刺さりこんでくるコミックのようなパート……の3つから構成されています。

そして、そのどれもが感動的なほどに低品質なのです。

順に見ていきますか。 まずはメインとなる2Dアクションパート。

2Dアクションパート チュートリアル
チュートリアルにて。 操作に従わなくても勝手に進む感じがします。

なにポーズ決めてんじゃい!ってなもんですが、これが彼女のデフォルトの立ちポーズです。

なんかこう、見ているだけでムラムラ……いや、どちらかというとイライラしてくるポーズですナ。

しかしですね、2Dアクションパートにおいて、今どちらを向いているのかがわかりにくいという点で、もう既にダメですね。

ちなみにこれ、どっち向いているかわかります?

そうですね! 顔を少し向けている右向きだ!

……じゃないんですね。 正解は包丁を持っている方……左向きなんです。 なんでやねん。

2Dアクションパート プレイ中のスクリーンショットその1
大人ゾンビ、子供ゾンビ、筋組織全露出ゾンビ、犬ゾンビ……などが登場。

じゃあこれはどっち向きかな!? そう、これこそ右向き

……なんて直感的じゃないんだ。

2Dアクションパート プレイ中のスクリーンショットその2
血のエフェクトも適当なところに出現します。 ちなみにこれで上段攻撃です。

さて、戦闘システムなんですが、上段攻撃と下段攻撃がありまして。 背の高い敵などは上段、子供ゾンビや犬などは下段攻撃じゃないと倒せません。

……が、上段攻撃じゃないと倒せない犬(上のスクショで転がってる犬)がいたり、そもそも、密着されると攻撃が全く当たらないなどの、クソゲーにありがちな粗雑な仕上がりになっております。

モーション自体も上段・下段っぽくないなど、なんというかこう、操作していて楽しくないだけでなく、違和感しかないんですよね。

細かいところでは、前出のスクショは難易度イージー(ノーマルでなんかやってられるか!)なんですけど、左上のHPバーが(ノーマル基準にして)枠からはみ出ている始末。 もうちょっとデザイン整えようよ……。

はい、では次は見下ろし画面の方に行きます。

参考画像1参考画像2
見下ろし画面その1
見下ろし画面その2

えーと……誰?

そうか、別キャラか! パートごとに操作キャラが違うんだ!

そう思った方、不正解です。 どこからどう見てもさっきの熟女じゃないですか。 同一人物に決まってます。

……髪の色から服装まで何もかも別人だって? 冗談はやめてくださいよ。

はい、まぁ、これも(古い)クソゲーにありがちな印象はありますが、キャラの外観が一致しないのであります。

暗所だから色味が違って見えるのかな……と頑張って思おうとしたんですが、どう見ても見下ろし画面の方はトゥームレイダーのララ・クロフトみたいな女性になっていますよね……。

でもご安心ください。 見た目が不一致なだけじゃ終わりません。

このパートでも肉切り包丁での近接攻撃だけでなく、たまに拾えるっぽい銃を支える感じなのですが、当然ながら銃は貴重品。 メインはやはり近接攻撃となります。

……が、肝心の近接攻撃、ちっとも当たりません。

別に命中率とか設定されているんではなくて、見た目ほどの当たり判定が設定されておらず、ゼロ距離でも攻撃が当たらないor当たってるんだか当たってないんだかわからない……という状況なのであります。

そもそも、効果音と攻撃モーションがズレまくっていたり、効果音だけ聞こえるけどもモーションが再生されていないなどのグダグダっぷりも備えています。 当たり判定の狭さもあり、アクションゲームとして成立しておりません。

そのくせ敵の攻撃は3回ヒットでこちらが死ぬ(2Dパートより厳しい)んですが、特に死ぬ演出とか表示が出ることなく、何事もなかったかのようにマップのスタート地点もしくはチェックポイントらしき場所から瞬時に再開。

気がつくと死んでいることも多いので、何が起こったのか最初はさっぱりわからないです。

正直に告白しますと、全24ステージ?のなか、第12ステージで私は力尽きました。 それが、初の見下ろし画面パートだったんですが、上記のような仕様に加え、目的の不明確さなどもあったため、銃をぶっぱなすこともなく終わりました(なので、銃は拾える“っぽい”なのです)。

悪態をつきながらやるにしてもツラすぎます。

ちなみにジャンプできる(操作説明には書いていない)んですが、ただキャラが上下にガクガクとなるだけで意味はありません。 なんなんだよ。

もう書かなくてもいい気もしますが、最後にコミックパートについても書いておきます。

大前提としてストーリーや演出に興味が持てないってのはあるんですが、それよりなにより、このパートもシステム的に不出来というのがなんともはや。

主人公
主人公の熟女です。 名前は……あるのかな? 知らん。

唐突に始まって、よくわからないまま戦いに身を投じるのもさっぱりちんぷんかんぷんなんですが、もしかしたらEDまで行くと、戦う理由や驚きの真実が明かされるのかもしれません。 どうでもいいですけど。

で、まぁ、ストーリーだけ出来が悪いんだったらまだいいんですが、ここに恐ろしくつまらないQTEがねじ込まれるのでタチが悪い。

参考画像1参考画像2参考画像3参考画像4
驚きの表情

うわあああああ!バケモンだああああああ! あ、熟女でしたか。

肉切り包丁でゾンビに抗戦

手近な肉切り包丁でゾンビに抗う!

ゾンビを切り裂く

ズッパーン!

熟女、呼び止める

こんなバケモン……熟女に呼び止められても逃げますわ。 ……おや? どこかでこの表情、見たような。

QTEの難易度自体は簡単なんですが、別にそれが没入感をもたらすわけでもなく、変化にも乏しく(というかミスったら死ぬだけ)、めんどくさい・邪魔なだけで導入メリットをなにも感じられないものになっています。

平坦に延々と続くかに思われるQTEなので、適当にポチポチ押して……という無集中状態ゆえのミスはあろうかと思いますが、こちらもまた、多くの場合は特に何事もなかったかのようにシーンのはじめに戻ることが多いです(死に様が表示されることは極めて稀)。

スタートして最初に謎の展開と唐突なQTEが始まるので、プレイヤーをスタートから置き去りにするという、驚きに満ちた導入を本作はやってのけたのです。 数秒でAlt+F4(アプリケーション終了)を押したくもなります。

Good: 曲だけはいいと思います。

どうせアセットストアとかで買ったとかなんでしょうけど、狂気を表現したと思われる、作中の楽曲は割と雰囲気があっていいです。

以上。

結論: プレイ、そして、二回目の起動が苦痛になる。

まぁ、なんというか、クソゲー……なんですよね……。

そもそも本作、198円なんですけれども、それでも高いと思ってしまうクオリティーです。 100円……いや、50円なら……まぁ……?

ぶっちゃけゲームとしては全く面白くないんですが、そのクソっぷりはクソゲーマーにはヒットしそうな予感がしないでもなく、値段も非常に安価(内容に対しては安いことはないと思いますが)なので、そういう趣味があるのならやってみてはいかがでしょうか。

正直、1,2ステージもやればプレイ継続が苦痛になって「早く終わんねーかな」となってきますし、2度目の起動はない(私はこの記事のために起動しましたけどね!)感じですけれども。

あっ! そうだ、お友達にセール時に投げつけてみるのもいいかもしれませんね♪

そのせいで肉切り包丁で切り刻まれても、当ブログは一切責任を負いませんが。

※ストアページの説明見ると、バーベキューソースの奪還のために戦うみたいなこと書いてますけど……はい?