「ドラゴンクエストX」にPS4版で参戦してみたら、思いの外ハマりまして。

DQ10 イメージ

先々月は1回の記事更新のみ、先月に至ってはついに1回も更新せずに過ごしてきたわけなんですが、ついに、その元凶(のひとつ)について書く時が来ました。

そう、PS4版「ドラゴンクエストX」です。

PS4版のオールインワンパッケージの発売は8月なわけですが……そう、記事更新数激減と符合するじゃありませんか!? ……はい、最初の1ヶ月くらいでなんか書く予定だったのが、なんだかんだ普通に遊んでいたわけであります。

そんなDQX、それなりにストレスフルな不満点もあるものの、それ以上に楽しい・面白いと思わせてくれるタイトルだと思います。

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: ライトかつディープに遊べるDQ

※Wii版のPVです。

お試しのつもりで1ヶ月プレイ……のはずが、気がついたらもう2ヶ月プレイしてしまっているのは、本作がライトな装い・手触りでありながら、ディープに遊べる作りになっているのが理由でしょう。

戦闘イメージ

緑がプレイヤー、黄緑が後述のサポート仲間。

基本的には従来型のDQを踏襲しつつ、戦闘はほぼリアルタイムになり、オンラインゲーム的なアレンジも多々加えられた形になっています。

ただ、そうは言いつつもソロでのプレイも可能な作りになっており、メインストーリーを構成するクエスト群をはじめ、大半のコンテンツは難易度的にもソロでも十分プレイ可能です。 もちろん、一緒にフレンドと攻略も可能です。

このあたりは難易度が控えめに設定されているというのもありますが、「サポート仲間」というシステムが用意されていることで可能になっています。

「サポート仲間」は、他のプレイヤーの“データだけを”借りるというもの。 多少ゴールドは必要になります(フレンドなら無料)が、彼らはAIで制御されていて、程よくいい感じに動いてくれます。

無論、「やっぱりこういう時は人間の方がいいなぁ」と思う場面もありますが、たいていそう思う場面って、比較的難しいコンテンツに挑戦している時なんですよね。 それはオンラインゲームなのですから、「フレンドと一緒にどうぞ」ってなもんです。

こうしたさじ加減はちょうどいい感じで、基本はひとりで黙々とやって、休日にフレンドと一緒に遊ぶ……という風に、フレキシブルに遊び方を切り替えられるのが個人的には○。

DQと対をなすFFにもファイナルファンタジーXIVというオンラインゲームがありますが、(方向性が違うのもありますが)あちらはPTを組むのが前提のため、ソロだと遊びに制限がかかるんですよね。

個人的には常時人と接し続けるのはシンドいので、本作のようなソロでもフレンドとでも遊べる……みたいな、自由な感じのほうが遊びやすくてイイなぁと。

もちろん、そんな遊びやすい“だけ”のゲームでは決してありません。

キャラの強化方法だけでも、単にレベルアップや装備の獲得だけに終わらず、スキルポイントによる強化だとか、石版・宝珠を使った特技の強化……などなど、強さを求めれば様々な手段が用意されています(もちろん、ガチでやらなくてもメインは攻略できますが)。

職人(クラフト)もミニゲーム調ながら、これもまた遊びごたえがある感じで。

木工 イメージ

木工。 ガリガリと削っていきます。 木目が変わったり(!)、素材が燃えたり(!!)と、ファンタジックな作業が展開。

調理 イメージ

調理。 いい感じに焼き上げて、バフ効果のある美味しいものを作ります。 こちらも焼き加減が戻ったりと、なかなかにファンタジー。

職人は、鍛冶師や裁縫師のようなスタンダードなものから、装備品に追加効果を加えるランプ錬金・ツボ錬金といった変わり種まで、実に様々な種類があります。 このうち、キャラクターひとりがなれる職人はひとつなのがまた悩ましいのですが……。

基本的には各職人の特技などを使って、いい感じの数値に合わせるミニゲームなんですが、高レベルレシピになってくると一筋縄にはいかなくなり、より計画的に特技を使ったり、より良い職人道具を揃えるなどが必要になってきます。

これらもストーリー攻略上必須ではないんですが、うまくやれば金策になるため、やっておくと旅の資金確保になってくれます。

他にも、週一くらいで遊ぶのが楽しい「すごろく」やら、日替わりでターゲットを規定数倒すと経験値とお金を貰える討伐依頼やら、釣りやら……やること・やりたいことが新規(現在ver.1範囲概ね終了)の私には膨大にあって嬉しい悲鳴状態。 かなり色々と遊ばせてくれます。

: ただし、移動まわりの仕様は非常にストレスフル

そんな本作ですが、プレイ当初から気になり、現状でも受け入れがたい部分があります。 それは、「移動まわりの不便さ」です。 これがまた、結構蓄積するタイプのストレス源。

まず、すぐに気がつくのが移動速度の遅さ。 まぁ、私が、一番体躯の大きなオーガという種族をメインキャラに据えたのが悪いんでしょうけど、とにかく足が遅く感じるんです。

どの種族を基準に設定しているのかわかりませんが、少なくともオーガだと「常時滑っている」ような挙動となり、歩幅やモーションの割に前に進んでくれません。 逆に体躯の小さな種族だと“体感速度は”速くはなりますが。

スプリントやダッシュという機能もない割に、多くの都市は無駄に広く、目的地へ行くのが非常に億劫です。 ドルボードという乗り物が存在するものの、町中では乗れないほか、ドルボードそのものの移動速度も控えめです。

おまけに都市内のワープポータルも決して十分な数が用意されているとはいえないので、あっち行ってこいこっち行け……というおつかいが、他のゲームよりも際立ってめんどくさいです。 今の1.5倍……ないし、せめて1.25倍くらいにしてくれないかなぁと。

移動速度の遅さ……これもたいがいイライラするんですが、本作の「移動まわりの不便さ」はこれだけで終わるようなシロモノではありません。 次に襲いかかるのは、マップの構造。

グレン 浄化 マップ

オーガの住む都市はどこも構造がイマイチで、移動が超絶めんどくさいです。

例えば、このグレン城下町というマップ。 オーガではじめると、割と序盤に辿り着く町なんですが……移動が、もう、超絶! めんどくせええええええええええ!んです。

例えば、預かり所(金庫のアイコン)からアイテムを取り出し、バザー(天秤のアイコン)で出品しようと考えたとします。

すると、この城下町は“⊃”のような形状になっているため、右下方面へ(グレン領東と書かれている方へ)迂回して行かないとならないのです。 前述のようなチンタラした歩みで。

いや、ちょっと待てよ。 なんかマップ左……西側って上下につながってそうじゃない? 中央部(ハンマーのアイコン)のあたりもなんか通路っぽくない?

いいえ、これらは全て、道が繋がっておりません。

ほんと、どうしたらここまで無駄に迂遠でめんどくさいマップにできるのか謎です。 他にも都市内ポータルはあるものの一方通行だとか、無駄に広くて中二階なんて用意している(特にコンテンツはなさげ)だとか、移動が遅いのとコンボで無駄に時間を使うことになるシーンが多々。

変な話、プレイ時間の大半は移動時間なんじゃないか、ってレベルでとにかくもう移動するのがめんどくさすぎます。

とにかく移動がダルいので、同じ都市の別の場所にルーラ(ワープ)先を登録したり、「あの町のあのへんに出るには、歩くよりエリアチェンジを挟んででもこっちから行ったほうが速い」とかを見つけて時短したりするようになっていきます。 自然と。

ルーラ登録先以外でも飛ばしてくれるバシルーラ屋。 これも有料な上、1日にたった3回しか使えないなど……とにかく移動でプレイ時間を稼ぎたいんだろうなぁという印象が特濃です。

まぁ、これが他のゲームであったなら、もうとっくにプレイをやめていたことでしょう。 それでも続けていられるのは、前述のようなライトながらディープにも遊べる、フレキシブルなプレイも可能なゲームであり、なによりもDQであることのおかげでしょう。

逆に、DQがそんなに好きじゃないとか、あんまり気が長いわけではない人には、本作は全く楽しめない可能性もありますね。

本作にはオンラインゲームながらストーリーも用意されています。

今でこそオンラインゲームであってもストーリーに力を入れるタイトルは多くはなってきましたが、本作はDQの名を冠しているということで、(私の観測範囲では)割と早い段階でストーリーに力を入れはじめたタイトルです。

そのおかげか、結構笑えたり泣けたりするお話もあって、楽しめるショートエピソードがあちこちに転がっているような感じで実装されています。 かと思えば、サブストーリークエストでの何かがメインクエスト級のお話に絡んできたり……と、伏線も用意されているようなので、そういう意味でも楽しめますね。

ただ、クオリティーにはムラがあって、どうでもいいレベルのお話だとか、イイ話風に〆ているものの「え、それでいいの!? ひどくね?」ってなもんで納得がいかないお話などもあり、手放しに絶賛もできない塩梅です。

ですが、まぁ、概ねちゃんとストーリーも楽しめるようには作られているので、普段オンラインゲームに触れない人でも入りやすいのかな、と感じます。

: DQXIのあとに食い足りなさがあったら試してみるのもアリ。

私はDQXIのプレイ後、DQ渇望症となりました。 なんかDQやりたいな、という感じのアレです。

それらははじめ、PS4版のDQI~IIIでなんとかなっていたのですが、どうにもならなくなった(未体験の冒険を渇望もしてた)ので、本作に手を伸ばしたのです。

最初こそグラフィックの粗さなどが目につき、加えて移動面の不便さによって「あんまり長続きしないかもなぁ」と感じていたものですが……気がつけばver.1範囲も概ね終わり、今は来たるver.2範囲の攻略に向けて準備を進めている段階。

今も、そしてこれからも、移動面の不満は募っていくのでしょうけれども……少なくともまだ未着手のコンテンツがあり、その提供形式に飽きなければ、不満を乗り越えてプレイを続けていくことになりそうです。

お気づきの方もいるかもしれませんが、現在5キャラ体制である(職人を色々やりたかったため)点でも、ハマっていることが伝わることでしょう。

直近でプレイしたDQXIほどの快適さや感動はないかもしれませんが、DQ渇望症を癒やすには必要十分であり、単体のDQ作品としてもオンラインゲームという特殊性はあっても楽しめる部類なんじゃないかなと思います。

体験版もありますので、軽い気持ちでプレイを初めてみるのもアリかもしれません。

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投稿者プロフィール

壬生狼

みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。

ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。

現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。


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