【PS4】録画した動画をなるべく綺麗にYoutubeで公開するには?

画質比較 イメージPS4

PS4のShare機能によって、家庭用ゲーム機のプレイ動画を録画するのが非常に簡単になりましたね。

私もそれなりに動画をアップし、当ブログでの紹介用に使っていたりするんですが、やっぱりちょっと画質が気になります。 なにせ、720pの30fpsなので次世代感が物足りない!

フレームレートはともかく、もう少しだけでも画質をマシにできないかと試行錯誤してみたので、こちらで報告しておきます。

※1 なお、これは記事公開当時の仕様・状況などによるものです。 今後も結果が同じであることは保証できません。

※2 結局キャプチャボードなどを導入し、色々とエンコードなども試してみました→「私のゲームのキャプチャ・録画・編集環境を書いてみる。

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試行1. 1080pに引き伸ばしてアップしてみる

まず、画質の向上につながるんじゃないかと半ば以上確信を持てていた方法が、本来720pの動画を動画編集ソフトで書き出すときに1080pに引き伸ばしてからアップするというもの。

これは、友人が試したところ私の目にもわかるレベルで綺麗になっていたので、ほとんど答えが出ていた方法でありますが、とりあえず確証を得るべく試すことにしました。

今回検証に使ったのはHow to Surviveというゲームの動画。 以下は、720pのままアップした動画と、1080pに引き伸ばしてからアップしたエセ解像度動画です。

まぁ、もともとグラフィックが綺麗なゲームというわけではなく、見下ろし視点でディテールがわかりにくいゲームなので、このゲームの動画をチョイスしたのは失敗だったということは認めねばなりません。

ただ、そんな本作でも、一部のシーンのスクリーンショットを比較してみると少しわかりやすくなります。

上から、720pオリジナル・エセ1080pのスクリーンショットです。

720pオリジナル
720pの動画を全画面表示で撮影したもの。
エセ1080p
こちらは1080pに引き伸ばしたものを全画面表示で撮影したもの。

最大表示にするなり、画像をDLして比較してもらうなどすればわかりやすいかと思いますが、この場合ですとエセ1080pの方が高精細な画像になることがわかりました。

パッと見それほど大きな差は感じられませんが、テキストフォントの明瞭さや草の葉の描写などに注目すると、720pの方がモヤっとしているのがわかるかと思います。

ちなみに、エセ1080pの動画の方のプレイヤー設定で720pにして表示してみた場合は以下。

エセ1080pの720p版
エセ1080pの動画を720pの設定で再生し全画面表示で撮影したもの。

これまたパッと見ではわかりにくいですが、720pそのままの動画よりも更にぼやけてしまっています。

つまり画質は、「エセ1080p>720pオリジナル>エセ1080pの720p表示」ということになります。 おそらく、Youtubeのサーバーエンコード時には720pよりも1080pの方が多めにビットレートを割いてもらえるのではないでしょうか。

ともあれ、720pになってしまうPS4の録画ファイルもそのままアップロードしてしまうのではなく、一度動画編集ソフトなどを介して、無理やり1080pの解像度に引き伸ばして書き出してからアップロードしたほうが、より綺麗な動画として公開することができるといえるでしょう。

試行2. ビットレートを高めにしてアップしてみる

前項の結果から、とりあえず1080pでアップしたほうがより良い画質を得られることがわかりました。 では更に、元となる動画のビットレートを高めに盛った場合はどうなるのか試してみました。

こちらの検証ではTower of Gunsというゲームの動画を使用。 もともとビットレートは6~7Mbpsの動画ですが、私がいつも使っている設定に従って10Mbpsで書きだしたものと、特盛りで50Mbpsを割いて書きだしたものをアップしてみました。

上から、10Mbpsで書き出した動画、50Mbpsで書きだした動画の順番です。

今にすると、このゲームも検証にはあまりふさわしくないものだったかもしれませんが……それを差し引いてもさっぱり違いがわかりません。

というわけで、やっぱり今回もスクリーンショット比較してみることにしましょう。 上が10Mbpsのもの、下が50Mbpsのものです。

10Mbps
10Mbpsの設定で書きだした動画を全画面表示で撮影したもの。
50Mbps
50Mbpsで書きだした動画を全画面表示で撮影したもの。

正直なところ、ぼやけ具合などといった画質面ではどちらも差はないように見えます。 というか、私には差がわかりません。 ただし、色の再現度に違いが出ているのがわかりました。

よく見比べて欲しいのが、例えば、画面奥の丸い穴の空いたドアの色や、画面右上のライトブルーに光る発光体の明るさ、画面左下の体力ゲージの赤の鮮やかさですかね。

10Mbpsのものは50Mbpsのものと比べると、ドアは赤みがかっており、発光体は明るすぎて模様の色が飛んでしまっていて、体力ゲージは若干暗くくすんだ色になっています。

そしてオリジナルとなった動画はというと、50Mbpsの方の色により近いという結果になりました。 つまり、10Mbpsのものは若干の変色が見られるということになります。

10Mbpsのものでも実際のゲームプレイの模様を伝えるには必要十分であり、支障はないわけですが、よりオリジナルに近い色味にしたい場合はビットレートを高めに割り振ることで変色を抑えることができる、かもしれません。

なお、どちらも15分ほどの動画ですが、10Mbpsで書きだした場合は1.2GBほどになり、50Mbpsで書きだした場合は5.4GBほどにもなりました。 その上、後者はサーバーエンコードにかなり時間がかかってしまいました。

サーバーエンコードはアップした時の混み具合などにもよりますが、ファイルサイズが肥大化するほど長くなるのは当然です。

また、少なくとも今回のケースではビットレートの差はせいぜい色の再現度でしかないので、今回のように極端に高いビットレートを割り振る必要もないかと思います(本来はダイレクトに画質に影響してくるんですがね)。

具体的にどれくらい、というのはわかりかねますが、手応えとしては20~30Mbpsくらいだと色の再現度とファイルサイズ(及びサーバーエンコードに要する時間)のバランスがとれるのではと予想しています。

PS4に限らず、応用できる部分もあるかも?

というわけで、結論としては「解像度は1080pにしてビットレートは気持ち高めで書きだすとベター」ということになりました。

今回はPS4に限定した検証にはなりましたが、どの解像度でアップするのか・どれくらいのビットレートでアップするのかによって画質や色の再現度に影響が多少なりともあることが判明したといえるでしょう。

よって、より高解像度の動画(PCゲームを録画したものなど)をアップするときなどにも、これらが公開後の品質に影響を与えるだろうことは想像に難くないので、アップ前の段階でより高品質な状態にするための指標になるんじゃないかと思います。

特にビットレートは今回のTower of Gunsがもともと低いビットレートだった&グラフィックがきれいなゲームというわけではないこともあるので、より高品質なPCゲームの録画ファイルとかになると、差は歴然としたものになる可能性も考えられます。

なので、どんな動画ファイルなのかによってそれぞれの重要度は異なるかとは思いますが、他のタイプの動画をアップする際に頭の隅にでもこれらの結果を置いておくといいかもしれませんね。

ちなみに、PS4で録画したファイルをPCに移動するには「SanDisk Extreme USB3.0」が非常にオススメです。 とにかく高速に動画ファイルをコピーできるUSBメモリですので、動画のコピーが遅い!とか思っている人はチェックしてみてくださいね。